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皆さんこんにちは!
株式会社モンド設計です。
目次
建築の仕事では、「段取り8割」という言葉がよく使われます。
これは施工現場だけの話ではありません。
建築設計でも、事前にどれだけ条件を整理し、必要な確認を行い、次の工程を見据えて準備できるかによって、その後の進み方が大きく変わります。✅
設計を急いで進めても、途中で条件不足や認識のズレが見つかれば、修正に多くの時間が必要になります。
反対に、最初の段階でしっかり準備しておけば、設計そのものに集中しやすくなります。
建築設計の段取りで最初に必要なのは、
「どのような建物をつくりたいのか」
というゴールをお客様と共有することです。
住宅なのか、店舗なのか、事業所なのかによって必要な考え方は異なります。
利用する人や目的を整理することで、その後の設計方針も決めやすくなります。✅
過去に似た建物を設計した経験があっても、今回のお客様が同じ希望を持っているとは限りません。
「このタイプならこうだろう」
と決めつけず、今回の希望を一から確認することが大切です。✅
設計を始める前に、敷地に関する情報をできるだけ整理します。
形状や周辺環境など、計画に必要な情報が不足していると、後から大きく変更になる可能性があります。✅
最初に条件を確認することが、設計の土台になります。
資料だけで分かることには限界があります。
実際に現地へ行くことで、周囲の建物や景色、道路との関係など、さまざまな情報を確認できます。✅
現地で得た情報を設計に反映することが大切です。
どれだけ魅力的なプランでも、必要な条件を満たしていなければ実現できません。
そのため、早い段階で法規や必要な条件を確認しておくことが重要です。⚖
計画が進んでから大きくやり直すことを減らすためにも、初期確認を大切にします。
設計では、理想を形にすることだけでなく、予算とのバランスも考える必要があります。
お客様がどこに費用をかけたいのか、どこは抑えたいのかを早めに確認しておくことで、現実的な提案をしやすくなります。✅
すべてを一度の打ち合わせで決めようとすると、お客様も疲れてしまいます。
まず間取りや大きな方向性を決め、その後に仕上げや設備などを検討するというように、決める順番を整理することが大切です。✅
打ち合わせが終わるときには、
「次回までに何を考えておけば良いのか」
を共有します。
お客様側と設計側、それぞれの宿題を明確にしておけば、次の打ち合わせをスムーズに進めやすくなります。✅
設計では、多くの図面を作成します。
最初から細部へ入りすぎると、大きな変更があったときに修正範囲が広くなります。
まず全体の計画を固め、その後に詳細へ進むなど、効率的な順番を考えることが大切です。✅
意匠設計だけを先に進めすぎると、後から構造や設備との調整が必要になる場合があります。
どの段階で各分野と確認するのかをあらかじめ考えておくことが重要です。⚙
早めの連携が、後の変更を減らします。
建築設計では、お客様との話し合いの中で変更が起こることがあります。
変更をなくそうとするのではなく、変更が出ても整理して対応できる仕組みをつくることが大切です。✅
どの図面に影響するのかを確認し、関係者へ共有します。
設計初期であれば対応しやすい変更でも、施工が始まってからでは難しくなることがあります。
いつまでなら変更しやすいのかをお客様へ伝えておくことも大切です。✅
後から、
「そんなに早く決める必要があるとは知らなかった」
という状態を減らします。
設計スケジュールを図面作成だけで埋めてしまうと、チェックが十分にできなくなります。
作成する時間だけでなく、確認する時間も最初から予定に含めることが大切です。✅
急いで作ることより、正しく整えることを優先します。
図面ができたらすぐ次へ進むのではなく、お客様が内容を理解し、納得できる時間を持つことが大切です。
分からない部分を残したまま進めると、後から大きな変更につながる場合があります。✅
設計者の中だけで完結させず、
「この図面で現場に正しく伝わるか」
という視点を持つことが大切です。⚒
必要な寸法や情報が不足していないかを確認しながら進めます。
建築設計では、途中で確認事項が増えたり、追加の調整が必要になったりすることがあります。
予定を限界まで詰め込むと、一つの変更で全体が遅れてしまいます。
必要な確認ができる余裕を持ったスケジュールを考えることが大切です。✅
基本設計が終わったとき、実施設計へ進む前など、節目ごとに内容を振り返ります。
お客様の要望が反映されているか、未決定事項が残っていないかを確認することで、次の工程へ安心して進めます。✅
現在の図面だけに集中するのではなく、
「この後、誰がこの情報を使うのか」
まで考えることが大切です。
確認申請、施工、設備調整など、次の工程を意識して資料を整えることで仕事がつながります。✅
建築設計における段取りは、単に作業時間を短縮するためのものではありません。
お客様の希望を整理し、敷地や法規を確認し、予算やスケジュールを共有し、関係者との連携時期まで考えておく。
そうすることで、設計者は本来の目的である、
「より良い建物を考えること」
に集中できます。✅
私たちも、完成した図面だけではなく、その前の準備や確認を大切にしながら、お客様の想いを形にする建築設計を続けていきます。✨