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月別アーカイブ: 2025年11月

モンド設計のよもやま話~第20回~

皆さんこんにちは!

株式会社モンド設計、更新担当の中西です。

~「設計士の視点で語る、良い建築の条件」~

■ ◆ 建物は「用途」によって設計思想が変わる🏢💡

住宅・店舗・オフィス・医療施設・工場・倉庫。
それぞれに必要な設計の“正解”があります。


● 住宅

暮らしやすさ・動線・快適性が最優先。


● 店舗

集客・回転率・世界観づくり。


● オフィス

生産性・集中・コミュニケーション設計。


● 医療施設

衛生・導線・機能性。


● 工場・倉庫

効率・安全・環境条件。


建築設計士は、
“建物を使う人の目的”を理解しなければ
良い設計はできません。


■ ◆ デザインは「見た目」ではなく“機能と感情の設計”🎨

空間デザインの目的は
居心地の良さ × 機能性 × 日常の快適さ


● 色彩の心理効果

  • ベージュ:温かさ

  • グレー:落ち着き

  • ゴールド:高級感

  • 緑:癒し

  • 黒:モダン


● 素材の質感

木の柔らかさ
石の重厚感
金属のシャープさ
布の温もり

空間の印象を大きく左右します。


● 照明設計

照度・色温度・光の角度。
照明の使い方だけで空間が劇的に変わります。


■ ◆ 「動線」が良い建築は心地いい✨

動線設計は建築の基本。

  • 住宅の家事動線

  • 店舗の回遊動線

  • オフィスのコミュニケーション動線

  • 医療施設の清潔導線

“人が迷わず動ける空間”は
快適性・効率性に直結します。


■ ◆ 安全・構造は建築の土台🛡️

美しさよりも優先されるのが「安全」。


✔ 耐震

構造計算・耐力壁・金物。


✔ 防火

防火材・区画・避難経路。


✔ 断熱

省エネ・快適性。


✔ 換気

CO2濃度・湿気対策・健康。


安全を確保して初めて、
デザインが活きてきます。


■ ◆ 建築設計士の専門性は“多分野の総合力”

建築士は、建築のスペシャリストでありながら
以下の知識も必要です👇

  • 構造工学

  • 空調・配管

  • 電気設備

  • 法規

  • 材料

  • 施工

  • インテリア

  • 防犯

  • 環境設計

  • 不動産の見識

“建物のすべて”を理解した上で設計します。


■ ◆ 環境配慮の設計が求められる時代🌱

現代の建築では
・ZEH
・省エネ基準
・太陽光発電
・パッシブデザイン
など、環境配慮は必須。

太陽の動き・風の流れを読み、
自然エネルギーを上手く取り込む建築こそ、
これからの主流です。


■ ◆ 建築設計士の仕事の流れ📝


① ヒアリング

② 現地調査

③ 基本設計

④ 実施設計

⑤ 申請業務

⑥ 施工監理

⑦ 完成・竣工

建築士は建てた後も、
メンテナンスの相談まで伴走します。


■ ◆ まとめ

建築設計業は、
「建物をつくる仕事」ではなく
“人の暮らし・働き方・未来をつくる仕事”

  • デザイン

  • 住みやすさ

  • 安全

  • 快適性

  • 構造

  • 自然の力

  • 心地よさ

これらすべてを統合し、
お客様の人生に寄り添う建築を形にします。

詳しくはこちら!

 

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モンド設計のよもやま話~第19回~

皆さんこんにちは!

株式会社モンド設計、更新担当の中西です。

~「家づくりは“暮らしづくり”」~

■ ◆ 建築設計は「未来の暮らしをつくる仕事」🏡✨

建築設計士の使命は、
図面を描くだけではありません。

お客様の

  • 価値観

  • 家族構成

  • 生活習慣

  • 将来設計

  • 趣味・生活リズム
    を丁寧にヒアリングし、
    “その人の人生そのもの”に寄り添った住まいを提案します。


■ ◆ 家づくりのスタートは「ヒアリング」から📝


● ① “好き”を引き出す

  • 明るいリビング

  • 大きなキッチン

  • 書斎が欲しい

  • 家事動線を最短にしたい

  • ガレージと趣味の部屋をつなぎたい

建築士は、言語化しづらいイメージを形にします。


● ② “暮らしのクセ”を読み取る

  • 洗濯は夜にする

  • 朝は家族が一気に動く

  • 子どもがリビングに集まる

  • 靴が多い

  • 来客が多い

動線・収納計画に反映されます。


● ③ 将来まで見据える

  • 子どもが増えた時

  • 子どもが独立した時

  • 親の介護が必要になった時

  • 在宅ワークが続く未来

10年後、20年後の生活変化を想定して設計します。


■ ◆ “間取り”は暮らしの質を大きく変える📐✨

間取りづくりは建築設計の核。


● ① 家事動線

「洗う→干す→しまう」を最短に。
キッチン→パントリー→勝手口のスムーズさ。


● ② 回遊動線

家の中をぐるっと回れると、
家族のストレスが減り、ワンオペも楽に。


● ③ 収納計画

“適材適所”が鍵。

  • 玄関収納

  • パントリー

  • リビング収納

  • 洗面収納

  • 子どもスペース

生活感が出にくい家になります。


● ④ プライバシーの確保

  • 来客動線と家族動線を分ける

  • 寝室の音

  • 隣地の視線カット

快適に暮らすための重要ポイント。


■ ◆ デザインは「心地よさ」をつくる🌿

建築設計では、
見た目の美しさだけでなく
日々の生活が快適になる仕掛けを組み込みます。


✔ 自然光の取り込み方

光の角度・陰影・季節変化を計算。


✔ 素材選び

木・タイル・クロスなどの質感が
生活の満足度を大きく左右。


✔ 天井高や窓の位置

空間の見え方・広さの感じ方が変わる。


✔ 家具配置まで設計

家具ありきの間取りで、生活イメージが明確になる。


■ ◆ 性能(断熱・気密・耐震)は家族を守る命の性能🛡️

現代の家づくりでは
**デザイン以上に「性能」が重要視」**されています。


✔ 断熱性能

冬暖かく夏涼しい家に。
光熱費削減・健康への影響が大きい。


✔ 気密性能

隙間がないほど快適で、省エネにも直結。


✔ 耐震性能

地震大国の日本では絶対条件。
構造計算・金物・耐力壁の配置が重要。


✔ 換気性能

空気の質は健康と美容に直結。


■ ◆ 建築設計の流れ📑


① ヒアリング

② 現地調査

③ プラン提案

④ 図面作成

⑤ 設備仕様決定

⑥ 申請業務

⑦ 工務店との連携

⑧ 完成・引渡し

建築士は、お客様と施工会社の“橋渡し役”でもあります。


■ ◆ まとめ

建築設計は、図面づくりではなく
“理想の暮らしづくり”。

デザイン・性能・動線・収納・将来性──
すべてを統合して「家族の未来」を形にしていきます🏡✨

詳しくはこちら!

 

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