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モンド設計のよもやま話~第7回~

皆さんこんにちは!

株式会社モンド設計、更新担当の中西です。

建築において、図面は「現場設計つなぐ共通言語」あり、建物そのもの具現するため命綱です。とりわけ、図面の「書き出し(PDFCADデータ化)」は、設計プロセス最終工程あると同時に、建築プロジェクト全体品質信頼左右する重要作業です。


1. 書き出し=正確情報伝達起点

図面書き出しは、「設計あるイメージ」を、現場施工者・施主・行政正確に、そして明快伝えるため変換プロセスです。

  • イヤー整理

  • 尺度・寸法統一

  • ファイル形式(PDF・DXF・JWW等)最適化

  • 出力サイズ・用紙レイアウト整備

これら適切処理ていないと、「ない図面」「わらない図面」現場混乱せ、施工ミス工程遅延原因なります。


2. クライアント信頼構築カギ

図面書き出しは、「情報完成度」だけなく「やすさ」「丁寧さ」われます。書き出し図面ってないと、

  • 施主:「この設計事務所、大丈夫かな…?」

  • 監督:「施工ない、確認手間かかる」

  • 審査機関:「形式ってないため提出」

というで、プロとして信用直結ます

逆に、整然とした図面提示することで、クライアント満足業者信頼大きく高まります。


3. BIM・CAD時代だからこそ求められる「出力精度」

近年、RevitARCHICADなどBIM(Building Information Modeling)ツール導入進み、図面も“データ共有”前提した出力求めます。設計としては、

  • BIMからCAD・PDFスムーズ書き出し

  • 2D・3Dデータ整理変換

  • クラウド共有プラットフォーム対応

など、見せる図面」から「使える図面」転換われいる時代です。


4. チェック体制整備品質保つ

書き出しチェック体制極めて重要です。

  • 寸法・注釈ミス

  • 法規・建築基準抵触ていない

  • 凡例・縮尺表記不備

一度提出図面ミスあれば、その後信頼大きくわれます。Wチェック(ダブルチェック)社内図面レビュー体制構築が、長期業務品質支えとなります。


書き出し」は“最後設計”あり“最初信頼”

図面書き出しは、単なるファイル保存作業ではなく、建築プロジェクト握る“技術かつ信頼工程”です。どれだけ素晴らしい設計も、それが“正しくわらない”。その重要性スタッフ共有し、業務標準として高めていことが、設計事務所ブランド向上つながるです。

株式会社モンド設計では、業務委託で一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
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