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皆さんこんにちは!
株式会社モンド設計、更新担当の中西です。
“人・街・未来”をつなぐ
建築設計業の魅力は「創造性」だけではありません。実務の世界は、調整と判断の連続です。お客様の希望、予算、工期、法律、敷地条件、施工性、メンテナンス性、近隣への配慮…。これらを整理し、矛盾を解き、最適な形にまとめる。設計者は“創造と現実の間”をつなぐ仕事です
第2回では、設計業の魅力を「仕事としての成長」「チームでつくる面白さ」「社会的価値」「将来性」の視点から掘り下げます。
お客様の要望は、最初は曖昧です。
「おしゃれにしたい」「広く見せたい」「使いやすくしたい」「落ち着く感じ」
これをそのままでは建物にできません。
設計者は、こうした言葉を具体化していきます。
どこを広く見せたいのか
何を優先したいのか
何を捨ててもいいのか
予算の中で実現できる方法は何か
そして図面に落とし込み、誰が見ても同じ解釈になる形にする。
これは、言葉を空間に翻訳する仕事です✨
この翻訳が上手い設計者ほど、お客様にとって価値が高い存在になります
建築は一人では作れません。
設計者、構造設計、設備設計、施工会社、職人、メーカー、行政…。
多くの人が関わります。
設計業の面白さは、ここにあります。
それぞれの専門性が違うからこそ、調整が必要で、調整が噛み合ったときに建物が一気に完成へ向かう✨
構造的に成立するか
設備が通るか
メンテしやすいか
施工が現実的か
工期に間に合うか
これらをまとめる設計者は、現場の司令塔のような存在です
調整力が身につくほど、仕事の幅が広がります。
建築は、街の一部になります。
住宅でも、外観や植栽、窓の位置、光の漏れ方、駐車場の使い方などが近隣に影響します。
店舗なら人の流れが変わることもある。
公共施設なら地域の拠点になる。
設計者は、敷地の中だけではなく、周辺環境や街の未来まで考える必要があります。
この視野の広さは、建築設計という仕事の魅力です️✨
「街に良い建物を増やす」ことは、暮らし全体を良くすることにつながります。
設計は、完成したら終わりではありません。
建物は使われながら変化します。
メンテナンス
改修
増築
使い方の変更
そのたびに設計者が関わることもあります。
一つの建物と長く付き合い、成長を見守れる。これは設計業ならではの魅力です✨
これからの建築は、デザインだけでなく性能が重要になります。
断熱、耐震、省エネ、換気、素材の選定。
さらに既存ストックを活かすリノベーションも増えます。
こうした分野では、設計者の知識と判断が価値になります✨
「どう作るか」だけでなく「どう使い続けるか」を設計できる人材が求められる時代。
建築設計業は、これからも必要とされ続ける仕事です✨
建築設計業は、
要望を翻訳して図面にする力
チームをまとめる調整力
街を良くする視野
長期的に価値が残る誇り
省エネ・リノベ時代の将来性
を持つ、クリエイティブで実務的な総合職です。
一本の線が、暮らしを変え、街を変える。
この仕事の魅力は、時間が経つほど大きくなります✨